IKDrums ドラムを語る!

ひたすらドラムを語るブログです

自宅の練習環境を整えよう!

今回は、僕の練習環境について語ります。

マンション住まいなので、でっかい音での練習はできませんが、基礎的なことから少し高度なことまで、幅広い練習が可能になります。

ちょっとでも参考になれば幸いです!

 

というわけで、さっそく

バスドラム
・スネア
ハイハット

の3点を練習するためのアイテムを紹介します。

 

あ!その前に!
床には必ず何かを敷いてください。

防音対策ではなくキズと滑り防止なので、ある程度の厚み(5mm以上)があるもので「滑りにくく、ボロくなってもいいもの」にしましょう。


僕はホームセンターで買った薄めのじゅうたんを敷いていますが、タイルカーペットにすればよかった……。(あと何回か言います)

 

まずは3点を揃えよう!

バスドラム練習用パッド
・Pearl BD-10

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BD-10にキックペダルをセッティングしたところ

 

■スネア練習用パッド
・ProLogix 6" Mini Red Storm Pad

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ProLogix 6" Mini Red Storm Pad


・スタンド

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練習パッド専用スタンド(メーカー不明)

 

ハイハット練習用パッド
TAMA CM14HH

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TAMA CM14HH


ハイハット専用スタンド

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KC HHS-01


・シンバル(14")✕2枚

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参考用の画像です

 

1つずつ解説

バスドラム練習用パッド
・Pearl BD-10

これは、お持ちのキックペダルをセッティングして使います。

キックペダルを持っていない方に向けた、練習用パッドとキックペダルがセットになったものも販売されています。

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BD-10とキックペダルのセット

 

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合体するとこんな感じに



バスドラム練習用パッドの弱点として「キックペダルを踏み込んだ勢いで、奥のほうにどんどんズレていく」という点が挙げられます。


分厚いゴムマットでも敷いてあれば、BD-10やキックペダルに付いている「ぶっとい針」で固定できるんですが、僕は薄めのじゅうたんしか敷いていないので、針はひっこめて壁際に設置しました。


壁にもキズがつかないように、何重にも折りたたんだタオルを置いて、そこに当てがうようにBD-10を設置。

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壁のキズ防止にタオルを設置


さらに、BD-10の角度を調整するために、折りたたんだダンボールを奥側に敷きました。

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BD-10の奥側の高さを調整



BD-10に付いている「ぶっとい針」を伸ばせばパッドを手前に傾けることができるのですが、床へのダメージが怖いので却下しました。やはり、タイルカーペットにすればよかった。

 

ちなみに、パッドを手前に傾ける理由は、踏み込んだときの感覚が重かったからです。キックペダル側でどんなに調整しても理想の感覚に近づかなかったため、少し強引にBD-10の奥側を浮かせました。


それが大成功!


さらに、僕の場合「小さい音での練習がメイン」なので、かなり弱めにキックペダルを踏み込んでも「ビーターがパッドに当たった音」がしっかりと聞こえるようにする必要がありました。


それについては、布製のガムテープをパッドに貼り付けたらおしまい。

防音対策としてのウレタン製なのに、わざわざ音が出るものを貼り付ける矛盾サイコー。

 

 

■スネア練習用パッド
・ProLogix 6" Mini Red Storm Pad
・スタンド

ラバー製のパッドを、スタンドに設置します。パッドとスタンドには8mm径のネジ穴とネジが必要。

これは、特に改造を加える必要もなく、置くだけで、なんの問題もなく使えています。


唯一、注意点を挙げるとすれば、パッドの叩き方です。かなり極端ですが、基本的にはこのような角度での叩き方を意識してください。

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正しい叩き方

 

この叩き方はオススメしません。

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オススメしない叩き方



パッドのフチにスティックの腹の部分が当たると、その衝撃がスタンド先端のネジ部分に集中します。その結果、先端がポッキリ逝っちゃう可能性が高まります。


おそらく、そういった事態を減少させようという観点から「先端が面になっていて、その中心にネジ」という構造のスタンドが増えたのだと思われます。

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先端が面になっているスタンド

 

いま、適当なこと言ってます。

 

 

ハイハット練習用パッド
TAMA CM14HH
・スタンド
・シンバル(14")✕2枚

ハイハットに関しては必要なアイテムが増えます。

簡単にいうと、スタンドにシンバルを上下1枚ずつ(計2枚)設置して、それをウレタン製のパッドで防音するということになります。

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ウレタンパッドを上側と間に設置


スタンドは「ハイハット専用」のものにしましょう。シンバルを立てるだけのスタンドでは、左足でペダルを操作する練習ができません。


そして、設置するシンバルですが、できれば14"のものを2枚揃えたいところです。

僕が使っているのは、リハーサルスタジオでたまたま見つけた「ちょっとヒビが入った1枚500円のシンバル」です。


多くのリハーサルスタジオでは、ヒビや割れが生じたシンバルは新品に取り替えて、傷んだものをジャンク品として販売しています。

それを狙うのがオススメですが、14"のシンバルはアッという間に売れちゃいます!「かなりレア」なんですよね。


でも、新品のシンバルを買わなくても大丈夫。メルカリにプラスチック製のものがたくさんあります。完全に練習用のものですが、それで十分。


あとは先ほどの写真のように、上側に設置したシンバルに載せるものと、上下のシンバルの間に挟むものの2枚セットで防音。

シンバルの音はどうでもいいんです。左足のペダル操作で上下のシンバルを開閉できれば、それで十分!


注意点としては、バスドラム用の練習用パッドと同じく、踏み込むと奥のほうにズレていくことです。

ハイハット専用スタンドにも「ぶっとい針」が付いているので、分厚いゴムマットなどを敷くなら固定は可能。

僕のように薄めのじゅうたんしか敷かない場合は、ちょっと原始的ですが、こんな工夫をします。


<原始的な工夫>
①長めのヒモを用意します
②椅子の位置とハイハットスタンドの位置を決めます
③ヒモの先端を椅子の脚に結びます
④ヒモのもう片方をハイハットスタンドの脚に結びます


これでハイハットスタンドの徘徊を防げます。

万が一、椅子ごと移動してしまった場合は報告してください。新しい乗り物の誕生です。

 

まとめ

以上で、3点の練習環境は整います。


追加で、
・シンバルスタンド
・シンバル
・ウレタンパッド
を右側に設置すればライドシンバルの練習も可能!


なんていうふうに、どんどん増えてしまい僕は6点セットでやってます。もっと増やしたいけど場所がない……。


でも思い返してみると、よっぽど奇抜な面白いフレーズでも思いつかない限り、3点での練習しかしてません。

十分なんですよ、3点あれば。それについても詳しく書きたいところですが今回はこれくらいで!